AI、つまり人工知能が猫の世界にもやってきた。
なんでも、そのAIで外猫助けができるというから、AIってすごい。
ネコ好きエンジニアはテクノロジーでネコ助け
中国のインターネット関連会社でコンピュータ・エンジニアとして勤めるWan Xiさんは大のネコ好き。
Wanさんは自分が持つ技術で、外ネコに少しでも快適な生活を提供するシェルターを作成した。単なるシェルターではない。なんてったってAI(人工知能)搭載だ。

「最初は、寒い冬にご飯とお水が凍らない場所を提供しようと思ったんだけど、自分でできることを考えたら、こうなったんだ」とWanさんは話す。
暖かいシェルターへの入り口はニャン顔認証で
キャットタワーが併設した小型のシェルターは、自動で温度を湿度をコントロールし、換気機能もついている。室温はネコに快適な27度に保たれて、室内の状況はいつでもスマホで確認できる。

そしてAIによって、入り口につけられた小型カメラでネコを認識し、自動でドアが開くようになっている。これによって、ネコ以外の動物が入り口にたってもドアは開かず、ネコだけの平和な空間が保たれる。(なんかVIP待遇みたいで嬉しい!)

シェルター内のご飯とお水はボランティアスタッフにより定期的に管理され、いつでも新鮮で美味しいご飯が食べられる。

外ネコの早期の病気発見も
そしてシェルターのAIで外ネコの病気を検知することもできる。
Wanさんが野良ネコで懸念していたのは、野良ネコの医療ケアがないことだった。というのも、地元の野良ネコは医療ケアなしでの寿命は平均2年だった。
だから、シェルター内に設置されたカメラにより、皮膚病や口内炎、猫ウイルス性鼻気管炎などのネコに多い病気を特定することができるようにした。また、去勢手術がされているかもわかるというから本当にすごい。

得られたデータは近くにいるボランティアスタッフに送られ、適切な処置をすることができる。

最新テクノロジーがギュギュギュッと詰まった未来型のAIシェルターでは、ボランティアスタッフの人間の力とテクノロジー、双方が補完しあって行っていた。これが、未来の保護ネコ・外ネコ活動の形かもしれない。
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ 理系人間が猫に関わるとこうなる。
Similar articles:

猫の誠意がこもった素敵なお土産を嫌がる人間もいるらしい。 真夜中に悲鳴をあげるのはもうコリゴリだった アメリカの大手テクノロジー会社・Amazonで働くベンさんは、猫のメトリックと一緒に住んでいる。 メトリ

日中は昼寝ばっかり、オヤツはもらってあたりまえ、ご飯が毎日の一番の楽しみ、、というそこのネコさん。 ちょっと最近お腹でてきたんじゃない?運動不足じゃない? 最新テクノロジーを詰め込んだマシン アメリカ・ラスベガスで1月に