「お魚咥えたドラ猫、追っかけて~」の歌があるように、日本で猫がぬすんでくるといったら魚をイメージする人が多いのではないだろうか。
しかしその猫のイメージとは一転、今回ご紹介する猫は、何でもかんでも盗んできてしまう泥棒猫の話である。
金目のものばかり盗んでくる泥棒猫
イギリス・ワイト島に住む一匹の猫、ギジーが家族へのプレゼントに選ぶのは(盗むのは)とっても実用的なものばかり。
ふつう、猫から家族へのプレゼントといえば、ネズミや小鳥なんかが定番。しかしギジーは家族が喜ぶものを知っている。
スカーフや帽子、財布やニットウェアのようなものを家族のためにご近所から盗んでくる。
特にギジーは靴がお気に入りで、たくさんの靴を今まで盗んできた。
しかも、何かを盗んできた際に物を床やドアの前に置き、音を立ててプレゼントの到着を知らせてくれる。なんて親切な泥棒猫。
プレゼントに喜ぶ暇もなく対応に追われる家族
ギジーの手癖の悪さはなおらない。
家族のジェニファーさんたちは、ギジーが盗むことをやめさせるため、試しに約700メートル離れた場所へと引っ越した。
しかしその努力もむなしく、ギジーは盗むことをやめなかった。むしろ今までよりも盗む量が多くなってしまったという。住む場所が変わっても、ギジーは家族にプレゼントを用意することはやめなかった。
猫であれども、盗んできてしまったものはきちんと持ち主に返すべきだと考えたジェニファーさんは、専用のフェイスブックのページを開設。そしてジェニファーさんは、日々ギジーが盗んできたものを持ち主に返すことに日々明け暮れている。
ギジーが盗みを始めたころは、冗談かのように思って持ち主に返していたが、今では手に負えなくなる状態にまで達しているという。
片方だけの靴下やテディベア、パンツに至るまで全部のプレゼント持ち主を探すことは結構難しい。
ワイト島には悪い泥棒が住んでいる
ワイト島を訪れた際は持ち物の管理を怠らず、注意を払うことを徹底しよう。
泥棒猫のギジーは特に夜間に犯行をしている。
また、もし何かワイト島で何かを無くしてしまったときは、焦らずに落ち着いて、ギジーのフェイスブックへアクセスしてほしい。探し物が見つかるかもしれない。
Source:Gizzys page is back
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ プレゼント、喜んでほしいのに〜。
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