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イギリス財務省で働くネズミ捕獲長の猫のグラッドストーン。優秀なPR部長も務める温厚派。

イギリス財務省で働くネズミ捕獲長の猫のグラッドストーン。PR部長も務める政府イチの愛され温厚キャラ。

                               

イギリス政府ってほんとに猫が好き。

イギリス大蔵省のネズミ捕獲長は黒猫のグラッドストーン

イギリスの政府にお勤めする猫たち。まず、そのトップに君臨するのは首相官邸のキジ猫のラリー。そして外務省には、白黒猫のパーマストンがいるのはすでにお伝えした。


▼ 優秀だけどやんちゃな問題児パーマストン

関連記事:政府ニャンコはラリーだけじゃない!イギリス・外務省の公式ネズミ捕獲長の猫のパーマストン。


それだけではない、財務省にも猫がいる。2016年に財務省の公式ネズミ捕獲長として着任した、水玉のおしゃれな蝶ネクタイがトレードマークの黒猫のグラッドストーンだ。

赤がシンボルカラー。
赤がシンボルカラー。

ネズミ捕獲とPRの才能に長けた皆に愛される猫職員

政府猫のなかでは、グラッドストーンは唯一の温厚派。

上司にあたるラリーと、同じく行政トップを務めるパーマストンがバチバチな内部バトルを繰り返すなか、グラッドストーンは2匹とは友好的関係を保っている。というより、あんまり建物を出ないのでそもそも出くわさないとか。

お仕事の手腕も素晴らしく、着任後早々に6匹のネズミを捕獲したと報じられた。

内部でモメごとしてる場合じゃないよ、お仕事はチャチャっとしないとね。
内部でモメごとしてる場合じゃないよ、お仕事はチャチャっとしないとね。

誰に対しても優しいその友好的性格から、「財務省イチの愛されキャラ」という確固たるポジションも確立した。日々財務省職員と訪問者からオヤツとオモチャをもらい、甘やかされまくっている。

そして愛されキャラのグラッドストーンは、その愛される才能を活かして財務省のPR部長も務めることになった。

2016年のオープンハウス(一般の人々が普段は入れない政府機関などの歴史的建造物の内部を見て回れるイベント)開催時には、カメラを装着して自ら財務省の建物内部を案内した。

↓ベランダへのジャンプはちょっと見ててヒヤヒヤする。

運営する公式Instargamアカウントでは、GDPなどの財務数値や最新人事などの重要情報を、財務省の猫代表として国民に向けて発表している。2万人以上のフォロワーがつき、イギリス行政でナンバーワンのアカウントとなった。

 

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↑さすが財務省の猫。こんな数学クイズまで投稿してくれる。

一時行方不明に、大蔵省職員は大パニック

しかし、温厚なグラッドストーンにもトラブルはある。2018年秋、こつぜんと姿を消してしまったのだ。

グラッドストーン、どこに行ったの?!
グラッドストーン、どこに行ったの?!

普段あまり建物の外に出ないグラッドストーン。財務省の機密情報を狙う者による誘拐か、はたまた事故に巻き込まれたかー。様々な憶測が飛び交った。

財務省職員たちは必死にロンドン市内を捜索した。なんてったって、財務省の愛されPR部長だ。もしもいなくなったとすると、その痛手はあまりに深刻だ。

もはやネズミ捕獲よりPRのほうが得意になってた。
もはやネズミ捕獲よりPRのほうが得意になってた。

一般の人々も協力した捜索で、すぐ無事にグラッドストーンは見つかった。行方不明の間、どこで何をしていたのか、なんで行方不明になったのかは、いまだにわかっていない。

政府猫のお給料はいくら?税金から?

国のお金の管理をする財務省、2019年の予算は8,420億ポンド(ざっくりで10兆円超)。当然ながら国民からは、「グラッドストーンのお給料はいくらですか?優秀だから、かなり高いんですか?」の質問が寄せられた。

これに対し財務省は、グラッドストーンだけではなくラリーやパーマストン、政府に勤務する猫3匹のお給料(ご飯代・お世話代)は税金ではなく、職員によるカンパと訪問者による寄付で支払われていることを公表した。

予算案を読みこむグラッドストーン。
予算案を読みこむグラッドストーン。

なお、お世話についても、専任の担当者がついているわけではなく、基本的には「やりたい人がやる」ボランティアベースとなっている。

みんなから愛され、話題を提供してくれる政府猫。猫の話題があったら、いつもは読まない新聞の政治欄も思わずチェックしちゃうかもね?!

写真:treasury_cat


▼ 内閣トップのラリーはさすがの貫禄

関連記事:イギリス首相官邸ネズミ捕獲長ラリーのために警官が官邸扉をノック。一部始終がニュースで生中継される。

                       

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