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小説家ヘミングウェイが愛した多指症の猫。そのDNAを受け継いだ「幸運を掴む」猫たちが暮らす博物館。

小説家ヘミングウェイが愛した多指症の猫。そのDNAを受け継いだ「幸運を掴む」猫たちが暮らす博物館。

                               

幸運を掴む猫たちがこんなにいっぱい♡

 

ヘミングウェイが愛した猫は指がたくさんある猫

1954年に小説「老人と海」でノーベル文学賞を受賞したアメリカ出身の小説家、アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ。彼が生前に愛した有名な猫をご存知だろうか。

ヘミングウェイは生粋の猫好きさんだった。
ヘミングウェイは生粋の猫好きさんだった。

スノー・ボール(またはスノー・ホワイトという説も有)と呼ばれた猫。船長をしていた知人から譲り受けたその猫は、普通とはちょっと違う猫だった。

猫の指は前の手に5本ずつ、そして後ろの足に4本ずつ、合計で18本あるのが普通だが、ヘミングウェイの猫はそれよりもたくさんの指を持っていた。

 

大きなお手手は幸運を掴んで離さない!

たくさんの指があるので、その分肉球も大きく、お手手全体がおっきい。まるで手袋をしているみたい。

指がたくさんあるってことは、その分プニプニ肉球もたくさん!
指がたくさんあるってことは、その分プニプニ肉球もたくさん!(写真:Wikipedia

これは ”多指症” と呼ばれるもので、日本で多指症の猫を見かけることは稀。地域によって生息数が異なるためだ。

アメリカ北東部、特に海沿いでは多指症の猫は珍しくないという。しかも、多指症の猫は「その大きな手で幸運を掴む!」と言われておりチャーミングな個性の一つとして広く愛されている。

おっきなお手手がかわい〜!
おっきなお手手がかわい〜!(写真:Florida Wild

指が多い分、爪切りがほんのちょっとだけ大変なのを除けば、日常生活に支障はなく、特別な治療は必要ない。(まれに爪とぎがしにくく巻き爪になってしまう猫もいるとか)

 

受け継がれる「幸運を掴むDNA」

ヘミングウェイはこの「幸運を掴む」とされる多指症の猫が好きだった。最初の猫、スノーボール以外にもその後猫をたくさん迎えたが、半数ほどが多指症だったという。

そのため、多指症の猫は通称「ヘミングウェイ・キャット」とまで呼ばれた。

きっとおっきな肉球フェチ。
きっとおっきな肉球フェチ。

ヘミングウェイが住んでいたフロリダ州のキーウェスト島にある家は、今はそれ全体が博物館となり一般に公開されている。そこには、生前にヘミングウェイが愛した猫たちの子孫が40〜50匹も今なお暮らしている。

多指症は優性遺伝により発生する。パパ猫かママ猫のどちらかが多指であった場合、その子供も多指である可能性がある。そのため、ヘミングウェイ博物館で暮らす猫たちの半数が、やはり多指である。

ヘミングウェイの猫の子孫猫たち。
ヘミングウェイの猫の子孫猫たち。(写真:Hemingway Home

日本ではあまり見かけない多指症の猫たち。もしも見かけたら、それは「幸運を掴む猫」に出会えたラッキーの始まりだと、ぜひ覚えておいてほしい。

 

最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。

▼ 個性があるって、素敵。

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