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250匹の猫と暮らす猫好き主婦
インドネシア・ジャワ島に暮らす45歳のディータさん。一応肩書きは “主婦” だが、お家で250匹の猫と暮らしている。
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ディータさんは小さな頃からお外にいるお家のない野良猫たちを助けてあげたいと思っていた。
転機が訪れたのは4年前、都心にあったお家から郊外に引っ越して、大きなお家に住み始めたこと。そこから少しずつ野良猫をお家で保護するようになり、2017年には150匹、今は250匹と数はどんどん増えていった。
健康面などでハンデがある野良猫を優先的に保護している。お外から保護された猫、つまり保護猫は、不妊去勢手術やワクチンなどを含む医療ケアを受けて、このディータさんのお家に住む。
毎朝、ディータさんは自分の支度を終えると、猫たちをケージから大きな裏庭に放す。猫は日当たりの良いお庭で目一杯遊んだり、お昼寝をしたりして過ごしながら、夜にケージに帰る生活を送っている。一部の猫はお部屋ごとに管理されている。
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250匹と本当にたくさんの猫がいるが、ディータさんが気をつけていることは「どの子にも愛情を持って接して人に少しでも慣れてもらうこと」だと言う。
自宅が猫シェルターに
毎日のご飯を含むお世話代は1日約72ドル(8,000円弱)にもなるが、多くは寄付で賄われている。トリマーを含む5人のスタッフがいて、毎日2回、家全体をお掃除し清潔な環境を保っている。

医療ケアの担当者も常駐し、必要な猫にはビタミン剤や薬などを与えている。

人懐っこくって家族が見つかりそうな猫は里親を募集する。そのため定期的に里親募集のイベントを各地で開催している。
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誰でもディータさんのお家をいつでも訪れてお手伝いをしたり猫と遊んだりできる。ディータさんのお家は、もはや個人のお家ではなく、たくさんの人が関わる立派な猫シェルターとなった。
猫が大好きでたくさんの猫と暮らしているが、ディータさんの夢は「ここにいる猫みんなが別のお家に行くこと」だと言う。そして「猫をお家に迎える際は保護猫も検討してほしい」と話した。
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Source:Rumah Kucing Parung
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
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