人間のゴタゴタに巻き込まれるネコもたまったもんじゃない。
オーナーが逮捕より気になるネコの行方
ジュリアン・アサンジはオーストラリア出身のジャーナリストであり天才ハッカー。内部告発サイト “ウィキリークス” を創設し、アメリカの軍事情報など次々に機密情報を暴露した。
2012年から英・ロンドンのエクアドル大使館内に住んでいたが、今月11日、イギリス警察に逮捕された。
本日のニャース編集部は、人間の政治問題に触れるつもりはない。それよりももっと重要な疑問が残っている。
ジュリアン・アサンジと一緒に暮らしていたネコのジェームスはどうなるのか?!ということだ。

大使館に住んでいた “大使館ネコ”
ジェームスはジュリアン・アサンジ容疑者と2016年から大使館で一緒に暮らし始めたネコ。
大使館内に住んでいることから、“大使館ネコ”(Embassy Cat)との愛称で親しわれ、SNSで人気を博していた。

オーナーの逮捕により、ジェームスの行方にも「ジュリアン・アサンジの家族が引き取ったのではないか?」「シェルターに行ったのではないか?」など様々な憶測が飛び交った。
一部では、「あのネコは全てを知っている・・そのままにしておくには知りすぎた・・・」としてオーナー同様に警察が動くのでは、との噂まであり、世界中がその安否に注目していた。
無事が確認される!オーナーとの再会する日は来るのか
ジュリアン・アサンジの逮捕劇から数日後、ウィキリークスはジェームズの無事を報告した。ジュリアン・アサンジは10月に大使館からジェームズを救助するよう弁護士に依頼していたという。
We can confirm that Assange’s cat is safe. Assange asked his lawyers to rescue him from embassy threats in mid-October. They will be reunited in freedom. #FreeAssange #NoExtradition pic.twitter.com/zSo8RfXXc9
— WikiLeaks (@wikileaks) April 13, 2019
動画の中ではオーナーが逮捕される様子が映ったテレビを見るジェームズの姿が確認できる。
しかし、ジェームズにオーナーであるジュリアン・アサンジを心配する様子はなく、むしろちょっと遊びたそうな雰囲気だ。

とんだ人間の政治問題に巻き込まれてしまったネコ。しかし、国家レベルの機密情報をたんまり知ってしまった可能性もあり、今後もその行方が注目される。
