4月27日、イタリアの税関で子ネコが発見された!
中国からイタリアへ、船旅をしてしまった子ネコ
子ネコが発見されたのは、中国からイタリアの海辺の街・ジェノヴァ行きの船で送られたコンテナーの中。
どうやら、船が出発する前に中国で荷物に紛れこんでしまった模様。
中国からイタリアまでは、実に7,000キロ以上。優雅とは言えなそうだが、思わぬ船旅をしてしまった。

およそ生後8ヶ月程度と推測される茶トラの子ネコ、発見時は弱々しく、自力で歩くのも困難な状態で、すぐに現地の病院に連れていかれた。
一ヶ月以上、飲まず食わず?!
何より人々が驚いたのは、この子ネコが水も食料もないところから生還したことだ!
いつ子ネコが荷物に紛れ込んだのかは正確にはわかっていないが、中国からイタリアまでは船でおよそ1ヶ月間かかる。そこから税関にたどりつくまでは約10日間。
合計で約45日間も子ネコはコンテナーの中にいたことになる。
子ネコを世話しているイタリアの獣医は、「1ヶ月以上飲まず食わずでネコが生きられるとは考えにくい。きっとコンテナーの中の “何か”を食べていたのでは・・。」と話す。
それにしても、無事に生還できたことは、奇跡としか言えない!

中国生まれ、イタリア育ち。イタリアの海街で元気に過ごして
現在、子ネコは自力で歩き食べることができるまで元気を取り戻し、順調に回復しているという。
子ネコは、生まれ故郷である中国(China)から文字ってチーナ(Cina)と名付けられた。

この奇跡の船旅をした子ネコのチーナには、イタリア・中国問わず世界中から注目が集まっている。
🙍「イタリアへようこそ!新しい街を気に入ってくれるといいな」
🙍♂️「リアル “ライフ・オブ・パイ” だよね!よく無事に着いてくれた!!」
🙍「最初は新しい街の現地ネコと言葉の壁があるのかな?」
ネコは昼寝の場所には要注意だよ!人間も、ネコ確認を忘れずに!