猫ってやっぱりスーパーモデルだからね。
シェルターの猫犬を描くアーティスト
アメリカ・ケンタッキー州にある動物保護シェルターの Danville-Boyle County Humane Society の施設内には、いくつかの猫犬の絵が飾られている。
絵を描いたのは、動物好きな地元アーティストのデイビットさん。デイビットさんは今秋から毎月1枚ずつ、シェルターに絵を寄贈している。

優しいお顔が特徴のその絵はどれも、ここのシェルターで里親を探している猫犬たちを描いたもの。特に、シェルター生活が長い猫犬を描いている。
絵のモデルとなった猫犬を里子にした人には、デイビットさんの絵も一緒に受け取ることができる。

絵が飾られたその日に家族を見つけた猫
3歳の白黒ハチワレ猫のビッグボーイも、デイビットさんが描く絵のモデルになった猫。もともと野良猫だったところを保護され、このシェルターで家族を待っていた。

グレーのお髭に琥珀色の瞳を持ち、オシャレなもふもふタキシードなタキシードに身を包んだビッグボーイは、なんとデイビットさんが絵を描きあげ、施設に飾られたまさにその日に、里親が決まった。

ビッグボーイの家族となったのは、大学で教授をしている女性。デイビットさんが描いたビッグボーイの絵を見た時の表情は、喜びに溢れていたとシェルターのスタッフさんは話す。
出会えた運命の我が子。その子がアートとなっているなんて、嬉しいに間違いない。
デイビットさんは猫は犬よりは無表情で描くのが難しい、しかしそれがミステリアスさを増して描きごたえあると言う。
アーティストなりの貢献
これまでに絵は3枚寄贈し、その絵のモデルとなった3匹の猫犬たちは皆、家族を見つけることができた。
シェルターの猫犬たちを描き、その絵を寄贈することについてデイビットさんは「僕も “絵” に命を救われている身だからね」と話す。絵を描くのは、アーティストであるデイビットさんなりの貢献の仕方。
モデルとなった猫犬たち、今頃はその絵が飾られたお家でヌクヌクと過ごしているに違いない。

Source:Danville-Boyle County Humane Society
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
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