猫バンバンって、ほんと大事!
車体下から聞こえる謎の音→猫だった
アメリカ・ケンタッキー州で今月11日の朝、運転手は車体下から何か変な音が聞こえるのに気づいた。でも、その音がなんだかはわからなかった。
車を走らせること約50キロ、レストランで車を停めた。レストランの隣にある車の修理工場で車を見てもらった。
すると、見つかったのは、なんと、子猫!

およそ生後9週間の小さい子猫が、車のフレームにガッチリ挟まって、頭だけ「こんにちは」している状態。どうやら出れなくなってしまったらしい。

「絶対に助けるぞ!」みんなの力を合わせて全力救助
これを見て青ざめたのは修理工場のオーナーのスコットさん。自身も猫3匹と暮らしている生粋の猫好き。
「大丈夫!絶対に出してやるぞ!」と子猫に声をかけ、救助に専念すべくお店を閉めた。お店のエンジニアと、たまたまその場に居合わせた消防士さんも救助に加わった。
約一時間かけて、車体のフレームを取り外したが、子猫はまだ出ない!

次にスコットさんたちは、石鹸の泡を子猫の首周りにたっぷりつけた。そして、なんとか子猫を滑り出すことに成功した!
奇跡的にかすり傷だけ!お家も見つかった
子猫はすぐに病院に連れて行かれ検査を受けた。だいぶ疲れていたが、体はかすり傷程度で済んだ。
もしも車が走っている最中に、石か何かがはねて飛んできたら、重症を負っていたはずだ。50キロも車体下で走行して無事に大きな怪我もなく生きているなんて、奇跡として言えない。
「子猫が挟まっているのを見て、お店を閉めた瞬間から、子猫を助けることだけしか頭にありませんでした。」とスコットさんは話した。

子猫は無事に新しい家族も見つかった。今頃は安心できるお家でお昼寝でもしているに違いない。
車のエンジンルームやタイヤの間はあったかくて、猫にはお昼寝にはちょうどいい場所。ヒトは車に乗るときは、猫バンバン(ボンネットをバンバンたたいて猫を逃すこと)と猫確認を忘れずに!
Source:Irish Examiner
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ 車が大好きな猫、乗る前には必ず確認しよう。
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