どのくらいの時間、震えてそこにいたんだろう?
寒さで尻尾が地面にくっついてしまった子猫たち
今月22日、カナダ中部の街に住む男性ケンダルさんは自身の井戸を確認しに車で外に出た。この街の冬の気温はマイナスになる寒い地域で、あたり一帯は雪に覆われている。
そこの近くで見つけたのは、雪の真ん中で立ち往生していた3匹の幼い子猫たち。恐らく心ない人にその場で置いてけぼりにあったのだろう。

ケンダルさんは車を停め、子猫たちの元に向かった。どれくらいの時間そこにいたのかはわからないが、寒さのせいで子猫たちの尻尾は地面に凍りついてしまっていた。
1匹の子猫は、すぐに動けた。しかし残る2匹の尻尾は、このまま無理やり剥がすとケガをしてしまう状況だった。
飲みかけのコーヒーが命を救った
「ピン!」と閃いたケンドルさんは急いで車に戻った。手にしたのは、飲みかけだったコーヒー。
そのコーヒーを、雪を溶かすために子猫の尻尾にかけた。

よっぽど喉が乾いていたのだろうか、子猫はそのまま雪上にこぼれたコーヒーを飲んでしまう。これにはケンドルさんも「おいおい・・コーヒーは飲むなよ・・」と思わず言葉が漏れた。

しかし、コーヒーが雪を溶かした!ケンドルさんはその後優しく手で雪から2匹の尻尾を剥がすことができた!

ケンドルさんは3匹の子猫たちを抱いて車に戻った。お家に帰り、お水とご飯をあげた。氷点下の中、雪の上で凍えていた3匹の子猫たちは幸いにも元気だった。
コーヒーに命を救われた2匹の子猫たちは今、みんな一緒のお家で暮らしている。そう、里親が見つかったのだ。
雪の上で動けなくなるなんて、きっと絶望しただろう。でも、運良くケンドルさんが通りかかってくれて本当によかった。
そして、家族まで見つかるハッピーエンド、本当に本当によかった。きっと今ごろ3匹で元気に遊んでるかな。
▼ ケンドルさんのナイス機転!な一部始終が記録されていた。
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ その思いつきが猫を救った。
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