黒猫ほど写真映えする猫は、むしろいないんじゃないかな。
黒猫は写真映えしニャイなんてことはニャイ!
2018年秋、日本のテレビ番組で「黒猫はインスタ映えしないという理由で捨てられる」というイギリスの話題が紹介され、日本全国の猫好きが怒り心頭したのは記憶に新しい。
これに対しては、イギリス国内だけではなく、世界中から「そんニャことない!」と反対の意見があがった。
日本国内では #黒猫インスタ映え や #黒猫いいぞ のハッシュタグが現れ、可愛く写真に収められた黒猫たちがSNSに溢れた。
そもそも猫のなかでは着痩せするはずだしね。
黒猫を素敵に撮影し続ける英フォトグラファー
そして、家族や動物を専門に素敵な写真を撮影している南アフリカ在住のイギリス人フォトグラファーのエマさんも、異論を唱えた一人。
エマさんは、あえて黒猫(そして黒犬)を撮影した。その写真が本当に素敵すぎるから見て欲しい。
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黒猫の密で美しい毛並み、ミステリアスな視線、可愛らしい表情がよく表現されている。どこまでも深く続きそうなその黒さに、吸い込まれそうになる。
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「黒いって・・美しい。」
改めて黒猫の魅力に気づかされる写真だ。
エマさんは、黒猫・黒犬の写真をブラック・シリーズと名付け、地元のバーで展覧会も行った。ポストカードなども販売され、その売上金は保護団体に寄付された。
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(余談)「イギリスは黒猫インスタ映えしないから捨てられる」は本当なのか
「黒猫はインスタ映えしないという理由で捨てられる」という話題は、2014年にイギリスの保護団体がメディアに語った話が元になっている模様。

しかし、そのデータは “施設にいる猫のうち70%が黒猫(もしくは白黒猫)、加えて2007年から2013年にかけて施設にいる黒猫(もしくは白黒猫)の割合が65%増加した” であり、「インスタ映えしないから捨てられる」という結論に結びつけるのは、ちょっと乱暴な気がする。(数字とインスタを結びつけた元は不明であった。また実際には “インスタグラム” ではなく “自撮りを意味する Selfie が使われた。)
実際イギリスは、ヨーロッパにしては珍しい「黒猫は幸せの象徴」派の国だし、毎年10月27日を “黒猫の日” と定めているくらい、黒猫を愛する人々は多い。
黒猫、キジ猫、白猫、三毛猫、いろんな猫があって、みんながみんな、それぞれの魅力を持っている。見た目だけじゃない、いろんな「かわいい♡」が重なって、ヒトは猫に魅了されるんだと思う。
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ 黒猫って幸せを運んでくる証明!
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