中国東部の杭州市にある猫カフェ、”喵仙女”(ミョウ・セン・ヌイ)で働く店員さんが世界一モフモフでかわいいと話題だ。
背中のQRコードをスキャンしてニャ
カフェにいるのは15匹ほどのニャンコたち。
まず気づくのは、ニャンコたちが変わったTシャツを着ていること。

このカフェに注文を取りに来る人間の店員はいない。店員は、ニャンコだからだ。
コーヒーが飲みたい?ケーキを注文したい?
それなら、店員ニャンコが着てるTシャツのQRコードをスマホでスキャンしよう。

そうすると、メニューを選んで注文することができる。
支払いはそのまま、Alipay*などのオンラインアプリでお会計ができる。
*中国のアリババグループが提供する中国最大規模のオンライン決済ツール
呼んでも来るかは店員の気分しだい
なんとも画期的なシステム!だが、これには一つ欠点がある。
普通、「すみませーん」と呼ぶなり手をあげるなりすれば、人間の店員であればすぐに注文ができるだろう。
ただ、ここの店員は気分にムラがあると定評のニャンコ。
呼んでも来ないは当たり前。
だから、お客である人間が店員ニャンコに近づいてスキャンをしにいくか、超辛抱強く店員ニャンコが席まで来るまで待つ必要がある。

そんな不便なカフェでも、一時間以上かけてこのカフェにわざわざ訪れる人間も多いというから、ニャンコの可愛さはすごい。
猫の手を借りたかった
このカフェを営む人間は、ルオ・アンさん。
従業員一人で注文をとる・会計をする・猫の世話をする、と店員がやることを全部やっていると非常に忙しいことに気づく。
そこで思いついたのが、ニャンコに店員になってもらうというアイデア🐱
QRコードを読み込むと、注文・会計ができるほかに、その店員ニャンコの紹介文章が読める。
そこのニャンコ店員は皆、元・野良かルオさんが里親となったニャンコたち。
「穏やかな性格の猫じゃないと店員にさせられないけどね」とルオさん。

チップを忘れずに!
このカフェ、注文できるのは人間の食べ物・飲み物だけではない。
店員ニャンコにおやつだって買うことができる。

ニャンコだってタダ働きはしないからね!