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下半身付随の猫と新米ドクターが築いた友情。「世界に優しくすれば、世界が優しくしてくれる」

下半身付随の猫と新米ドクターが築いた友情。「世界に優しくすれば、世界が優しくしてくれる」

                               

幸せにしようとしてたら、実は幸せにしてもらってた、って気づく。

 

半身不随の猫と医学生

アメリカ・ミズーリ州の大学病院でこの春から新米内科医として勤めるサムさんは、下半身付随の猫のスクーターと暮らしている。

猫のスクーターとサムさんの出会いは約4年前の2015年5月。嵐が去った後の小枝に姉妹の猫と一緒にいたところをサムさんのお友達に保護され、サムさんと当時のパートナーのお家にくることになった。

当時まだ生後4週間程度だったその頃からすでに、スクーターは後ろ足を引きずっていた。

病院で診断を受けると、「スクーターの後ろ足が動かないのは恐らく生まれつきによるもので、これからも動くようにはならないだろう」と言われた。

サムさんはこれから医学部に通い始める頃で、お金もなかった。お医者さんからは「猫のスクーターは一生排泄の補助が必要になるし、お世話は相当負担になる。諦めたほうがいい」と言われた。

実はもともと猫があんまり好きじゃなかったサムさん。しかし不自由ながらも、がんばってサムさんのお膝に乗ろうとしてくる猫のスクーターに、すでに心奪われていた。

「大丈夫です。責任を持ってこの子をお世話し、幸せにします」と心を決めてお医者さんにそう伝えた。

 

猫が教えてくれたこと

実際に猫のスクーターとの生活が始まってみると、意外にも医学部の生活スケジュールとやりくりできた。排泄の補助は1日4回必要なので、サムさんはお昼頃に一旦自宅に戻る毎日だった。

スクーターはとっても優しくフレンドリーな猫で、初めましての人にも決して猫パンチをしたりすることはなく、しばらくすると甘々の猫になるのだった。

そしてサムさんがどれだけ帰宅が遅くなっても、必ず起きて出迎えてくれてスリスリゴロゴロの「おかえり」をする。その感じは “猫というより犬” だという。

走り回るのも遊ぶのも、スクーターは大好き。動かない後ろ足のせいでできないことは、ジャンプだけ。

何か困ったことがあったら、スクーターはためらいもなくすぐにサムさんに頼る。そんな猫のスクーターから学ぶことは多い。

できないことがあったとしても、全力でその日その日を楽しむ。もしもできなくて困ったことがあったら、誰かを頼ればいい。そしてそれこそが、その人を力強くしている。

猫のスクーターのお世話をすることはとっても自然にできた。自分がこんなに他の生き物を愛し、お世話をできるということは、サムさんに自信を与えた。

 

世界に優しくすれば世界が優しくなる

今年5月に医学部を卒業した。医学部卒業と、猫のスクーターを迎えたこと、この2つが “今までで一番誇らしいこと” だと話す。

3年前に始めた猫のスクーターとサムさんのインスタグラムには、2人に勇気付けられた10万人弱のフォロワーがいる。毎日サムさんはフォロワーからお礼の言葉をもらうが、むしろそれに励まされているという。

そしてサムさんは「世界に優しくすれば、世界が優しくしてくれる。それを、猫のスクーターが証明してくれた」と話す。

医学部卒業後は新米ドクターとしてのお仕事が始まった。新しい生活に慣れるまでは時間がかかりそうだが、周りのサポートがあるから大丈夫だと言う。できないときは、周りを頼ればいいって猫のスクーターから教わったからね。

2人が一緒ならできないことは何もない、未来は希望で溢れている。

Source:Scooter the Cat

 

最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。

▼ ぼくたち一緒なら、無敵のコンビ!

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