増え続ける外ネコと人間の共存は、多くの国でまだまだ課題だ。
しかし、それに真摯に取り組んでいる自治体もある。
動物も暮らしやすい街づくりを進めよう
南米エクアドルでは、ホームレス・キャット、つまり特定のお家がない外ネコの数は年々増加傾向にある。
行政による動物保護の法律や体制の整備が急がれる一方で、動物が安心して暮らせる街づくりも進んでいる。
エクアドルにある街・ババホヨではホームレス・キャットが少しでも安心して生活できるようにと、民間企業と連携のもと、あるプロジェクトがスタートした。

街中に現れたホームレス・キャットの駆け込み避難所
街角にポツンと現れたオシャレな外見の箱、これは街に住むホームレス・キャットのシェルター、避難所だ。

お水とご飯が常備され、窓付で換気もバッチリ。

入り口へは階段がつけられているので、外敵からの攻撃などから身を守ることができる。

雨にも濡れず身を休めることができ、ゆっくりと食事がとれるネコだけのシェルター。特定のお家がないホームレス・キャットにとって、こんなに安心できる場所はないだろう。

ネコも街の住民
ネコだって街のイチ住民。人間と同様に安心して、そして幸せに生活したい。
ネコも人間も幸せに暮らせる、そんな街に、そして世の中にしていきたい。
