アメリカ・コロラド州にあるデンバー国際空港には、旅の疲れやストレスを癒すフワフワ・モコモコの動物たちがいるのをご存知だろうか?
犬社会で活躍する唯一のセラピー・キャット
デンバー国際空港は間違いなく、動物好きな人間なら一度は訪れたい空港だろう。
「空港セラピー・ドッグ部隊」(Canine Airport Therapy Squad:通称 “CATS”)として実に100匹以上のワンコたちが、日々空港を利用する人間たちに挨拶まわりをしている。
セラピー、つまり “癒し” を人間に提供するこの分野のお仕事をこなせるのは、その部隊の名前からもわかるように、愛想の良いワンコがほとんどだ。超・犬社会🐶ってわけ。
しかし2017年10月に、この部隊に初めてセラピー・キャット🐱として参画した1匹のパイオニアがいる。ゼリー(Xeli)だ。

旅の疲れはセラピー・キャットが癒してあげる
ゼリーは多くのセラピー・ドッグを病院などに派遣しているNPO団体・Pet Partnersの認定を受け、空港ではボランティアとして勤務している。人間が大好きで、ネコには珍しくどこでも物怖じしない落ち着いた性格だ。

“Pet Me!”(撫でて!) と書いたかっこいいブルーのジャケットが制服。

セラピー・キャットとしてのお仕事は、空港を利用する人間たちを癒すこと。ゼリーのフワフワに触れたら旅の疲れなんて吹っ飛ぶね!

ゼリーをセラピー・キャットとして迎えたことについて、空港担当者はこう話す。
「ゼリーが来てくれてとっても嬉しいです。犬と同じくらい、猫を好きな人は多いですから。ゼリーは空港広場で行き交う人々を笑顔にしています。」
みんなセラピー・キャットに大興奮
ゼリーのセラピー・キャットとしての就任について、ネコ好きな人間たちは興奮を隠せない。
🙍「10日間の出張ですごく疲れてたけど、ゼリーに会えて疲れが吹っ飛んだ!本当に楽しかった〜。」
🙍♂️「空港に用事はないけどゼリーには会いに行きたい!」

ゼリーのデンバー国際空港での勤務はシフト制で、1日2時間・月最大10時間限定だ。

いつどこでゼリーに会えるかはデンバー国際空港の公式twitterで発表されるから、デンバー国際空港に行く前に必ず確認しよう!