アメリカ・オハイオ州にある動物園 ”Cincinnati Zoo & Botanical Garden” にて、マジでマジで、可愛すぎる子ネコが生まれた。
ぬいぐるみと見間違う可愛さ
動物園が明らかにしたのは、今年3月1日と2日にベビー・オセロットが生まれていたこと。公式Facebookページで、その誕生を知らせる写真を投稿した。
そして、その信じられないほどの、ギネス級の可愛さに世界がビックリしている。

顔のパーツの全部がおっきめで、特にまんまるのお目目の存在感がすごい。
ヒョウ柄の厚めっぽいモフモフも、丸いお手手も、全部が全部、ぬいぐるみのような可愛さだ。

人工授精によって生まれた珍しいネコ
オセロットは、アメリカでは40年以上にわたり絶滅危惧種に指定されている、主に南アメリカに生息するヤマネコ(野生のネコ科動物)の一種。
その可愛らしい見た目と懐っこい性格から、密猟されたり生息地での自動車との事故などが原因で、ここ数十年の間に個体数は激減してしまった。

今回のベビーたちは、冷凍された精子を使用し人口受精で誕生した。オセロットの人工授精による誕生は実に24年ぶりだという。
動物園は今後50年間でオセロット、そしてそれ以外の他の種のヤマネコも個体数が減少することを危惧しており、今回の人工授精による絶滅危惧種のベビー誕生は将来の遺伝的多様性の保全に貢献できるものだという。
たくさん愛されて元気に生きろよ!
今回の人工授精で、2匹の母オセロットから5匹のベビーが生まれていたが、うち2匹は残念ながらすでに亡くなってしまった。
生き残った3匹は現在、母オセロットと飼育員さんによって手厚く世話がされている。
運がよければ、動物園でベビーたちを見ることができる。
「こんなに可愛いネコ、みたことない!」「こないだは会えなかったけど、一目拝みに今週末また行くわ!」と動物園を訪れるヒトたちも興奮気味だ。

可愛い可愛いオセロットのベビーたち、どうか元気に育って大人になってね!