オレンジ違いのお持ち帰りだねっ。
ライブで猫をお持ち帰り?!
アメリカ・アイオワ州に住むティファニーさん夫婦は2018年の10月、ライブのためシカゴにおでかけした。
日本でも人気のある有名シンガーソングライターで、オレンジ色の髪が特徴のエド・シーランのライブだった。
View this post on Instagram
ライブに行ってお土産として持ち帰るのは、普通ならTシャツとかタオルとかが一般的。でもティファニーさん夫婦がその日にお持ち帰りしたのは、オレンジ色の猫だった。
その日ティファニーさん夫婦の予定は、シカゴのライブ会場近くでディナーを食べて、ライブに行く、そして帰る。それだけだった。
猫をお持ち帰りするつもりなんて、全然なかった。
時間潰しが意外な形に
しかし、ディナーの予約時間より前にレストランに着いたティファニーさん夫婦。一時間ほど時間を潰さなければいけなかった。
フラフラと近くの通りを歩いてみる。そこで通りかかったのは、街に古くからある猫シェルター。通りに面する大きな窓からは、可愛らしい子猫たちが遊んでいるのが見えた。
「時間潰しにちょうどいいかも」と、目的もなく猫シェルターに入ってみた夫婦。そして案内されたのは “シニア猫のお部屋”。
そこにいた大半のシニア猫が寝ていた。何匹かは目をあけたが、「あっそう」な感じでまた目を閉じた。
しかし、10歳のオレンジ色の猫だけは違った。ティファニーさん夫婦はお部屋に入るのに気づくと、ベッドから出てストレッチをして、夫婦の足下でスリスリゴロゴロを始めた。
夫のデイビットさんは思わずその猫を抱き上げた。そうすると、もうなんか、しっくりきすぎて、離れられなくなったのである。
奇遇にも、猫シェルターの向にはペット用品のお店があった。
魅力たっぷりのシニア猫
ティファニーさん夫妻は猫シェルターを後にした後、予約していたレストランでディナーを食べ、オレンジ色の髪をした歌手エド・シーランのライブを楽しんで、車に戻った。
車で待っていたのは、そう、シェルターで出会ったオレンジ色の猫。猫を抱き上げてそのまま、猫をシェルターから里子にしていたのだ。
ティファニーさん夫妻と猫は、車で3時間ドライブして自宅に戻った。ドライブの間、猫は夫婦のお膝の上でずっとゴロゴロしていた。
猫はフェルナンドと名付けられ、ティファニーさん夫婦と娘のアリサさんが暮らすお家の子になった。
それから一年以上経った今、ティファニーさんは「フェルナンドがいない生活は考えられない」と話す。特に娘のアリサさんと猫のフェルナンドは大の仲良し。フェルナンドはいつだってアリサさんにぴったりくっついている。
フェルナンドを思わず抱き上げ、そのままネコメンと化した夫のデイビットさんも、フェルナンドに夢中だ。お仕事を邪魔されても「どいて」と強くは言えない。
View this post on Instagram
10歳のフェルナンドはシニアということもあって、一年以上シェルターにいた。
でもティファニーさんは “シニア猫は素晴らしい” を話す。子猫のようなパワフルさはない代わりに、だいたいが落ち着いていて穏やか。一緒にお昼寝をしたりするのにピッタリだという。
思わずお持ち帰りさせたのは、猫のフェルナンドが魅力たっぷりだったから。シニア猫にはシニア猫の魅力がたくさんある。
Source:Tiffany McClure
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ 人が猫を選ぶんじゃなくって、猫が人を選ぶんだよ。
Similar articles:

黒猫ソックリさんが捕まった。 迷子になったぽっちゃりな黒猫 昨年のクリスマス直前の12月21日、イギリス・ロンドンに住むベンさん一家が住むお家から、一緒に暮らしていた黒猫のオーギーが姿を消した。 ベンさんら

人が猫を選ぶんじゃなくって、猫が人を選ぶってこのこと! ある日突然、猫パパになった イギリス・ロンドンで映画やテレビ番組のディレクターをしているパリスさん。これまで猫と無縁だったパリスさんの人生は、2018