今頃どんなことして家族を困らせてるかな?
世界一悪い猫?!
アメリカ・ノースカロライナ州にある動物シェルターが、ちょっと変わった猫の里親募集をSNSに投稿した。
そのタイトルはなんと、「世界一悪い猫、里親募集中」。ちょっと睨んでいるような風貌の白黒猫の名前は、パーディタ。
シェルターのスタッフによれば、パーディタの好きなもの(こと)は:
あなたがもう二度と元気になれなくなるくらい魂まで見透かすように見つめること、映画 “ペット・セメタリー” (アメリカの犬猫ホラー映画)、暗闇にたたずむこと、女王様のようにふるまうこと、具合が悪いフリをしてスタッフをだますこと。
そして嫌いなもの(こと)は:
ピンク色、子猫、犬、子供、ディズニー映画、そしてハグ。
つまりは、我が道を行く女王様気質の猫。
人のナデナデには気持ちよさそうな表情を見せるが、もう十分だと判断した場合には唸り声をあげる。猫パンチが飛んでくることも珍しく無いという。
スタッフは投稿の最後をこう締め括った。
「パーディタみたいに周りと仲良くしようとは思わないような人に向いています。ちなみに、通常は里親になるにはちょっと費用がかかりますが、パーディタの場合は無料です。(ウィンク☆)」
女王気質な猫に仕えたい人多数
「世界一悪い猫」なんて言うなんて、ひどいじゃないか!と思うなかれ。これはスタッフの皮肉をたっぷり込めたユーモアある投稿だ。
実際にこの投稿は「なんて女王様な猫なの!!」と世界中の猫好きの間で話題になり、1万回弱もシェアされ、パーディタは一躍時の猫となった。
▼ 自分からスタッフのデスクに来た割に終始「ウーウー」と唸って威嚇していらっしゃるパーディタさま。
こんなに性格の悪い猫だから、里親希望はいないんじゃないか・・と最初は思われたが、「パーディタ!うちに来て!」とMっ気のある猫奴隷気質かと思われる人々から、里親希望が殺到した。
その数、10日で170以上。ファンとなった人々からメールや電話も届いた。
スタッフは多忙を極めたが、癖の強いパーディタさまに一番ぴったりの里親を選ぼうと、慎重に里親を選んだ。そして、パーディタはめだたく里親が決まりシェルターを卒業することになった。
パーディタはある猫好き夫婦のお家に行くことになった。静かなお家の中にはキャットツリーやキャットウォークがたくさんあり、パーディタが女王としてのびのびと暮らせるお家だという。
なお、夫妻は「もしかしてパーディタっていう名前が気に入ってないのかも」と思い名前をパーディタからノエルに変更した。
これからパーディタは夫妻の快適なお家で、夫妻を猫奴隷にしながら、悠々自適に暮らすことだろう。
世界一悪い猫でも、大丈夫。そんな猫の里親になりたい人だってたくさんいたんだよね。
Source:Mitchell County Animal Rescue
最後まで読んでくれてニャりがとう♡こっちも読んでみて。
▼ その名声は不名誉?!
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